
外壁塗装の必要性

「外壁塗装って必要ないのではないか」という質問をよく見ます。
確かに外壁の補修というのはやらなかったとしてもすぐに目に見えて被害があるわけではないので、後回しにされたり、そもそも必要ないのではないかと考える方もいます。しかし、外壁塗装リフォーム、もしくはメンテナンスは住宅にとって「絶対に」欠かすことが出来ないものなのです。
雨漏り、外壁の損壊など、家に住むことに直接的な影響が出ないのであれば、そのまま外壁塗装リフォームをせずに過ごしていても良いのでしょうか。
目に見えていなくてもしなくてはいけないのが外壁塗装リフォームです。リフォームのサインや兆候が現れなかったとしてもだいたい10年で外壁塗装を行うようにするべきなのです
外壁塗装、屋根塗装をなぜするのかとい部分として最も重要なのが「防水」の機能です。
防水を徹底したいかと言えば、水は木材や鉄筋など家造りに使われるもの全てを劣化させてしまう恐ろしい物だからです。
1年の内半分以上の日に雨が降る北陸地方のような場所でもありますし、最も降らなかったとしても1年で80日は雨が降るのが日本の気候です。
外壁の大きなキズから水が入った場合は、様々な所から水が浸入してきますので、防水シートだけでは水にあらがうことが出来ません。結露、湿気が発生し、防水シートの内側にある鉄骨、コンクリート、木がどんどん劣化していきます。
10年以上の長い年月をかけて、少しずつの水や汚れなどで内側はどんどん劣化していると考えましょう。この段階まで来ると、外壁の防水能力はほとんどなくなっています。

外壁、屋根の塗装を怠った場合に必要な工事
外壁や屋根などのリフォームを怠った場合に必要になってくる他の工事についての平均予算です。
■雨漏り工事(100~200万円)
■屋根葺き替え工事(30~150万円)
■断熱材補修工事(60~200万円)
■基礎補修工事(50万円~)
外壁・屋根のリフォームは10年ごとに
上記の様に、外壁以外の補修が必要となったり、家が住むことが出来なくなったりすると、非常に高額なお金がかかります。上にあげたほとんどの工事 は、きちんと外壁の補修工事を行っておけばする必要のない工事です。
外壁や屋根のリフォームは、基本的には10年ごとに一度考えるようにしておきましょう。そうすることで家にかける全体の費用は安く済ませることが出来るはずです。

